幼児期におけるスマートフォンの利用について注意すべきこと
子どもに公共の場で静かにしてほしいときや、パパやママが家事をしたいときなど、スマホで動画を見せてしまいがちですが、子どもにスマホで動画を見せることは、一時的に子どもを静かにさせることができる反面、長期的には悪影響を与える可能性があります。
年齢別に幼児期におけるスマートフォンの利用について注意すべきことをまとめてみました。
1.赤ちゃん期(0歳〜2歳)
スマホの利用は避けましょう。
赤ちゃんにとって重要なのは、人とのコミュニケーションや触れ合い、自分自身の発見と成長の時期です。
2.幼児期(2~5歳)
スマホの利用時間は、1日あたり15分程度にとどめるようにしましょう。そして、使用するときは、保護者が一緒にいる状態で行い、画面を見ながら一緒に遊ぶことを心掛けましょう。また使用する時間帯は、睡眠前や食事中など、子供がリラックスして集中している時間帯を避けましょう。
スマホは、脳に刺激を与え、興奮させるため、睡眠前や食事中など、子供がリラックスして集中している時間帯に使用すると、睡眠や食事に影響を与える可能性があるため、適切な時間帯に使用することは重要です。
3.小学生期(6歳〜)
利用時間は、1日あたり30分程度にとどめるようにしましょう。
SNSやLINEなどの利用は避け、安全なものに限定し、人との直接的なコミュニケーションを大切にしましょう。利用時間帯は、学習や運動など、バランスのとれた生活リズムを大切にしましょう。
幼児にスマホを利用させる際はルールをつくりましょう
スマートフォンを使う時間を制限することが大切です。
例えば、1日30分程度の利用時間を設けるなど、ルールを作って子どもに伝えましょう。